【プレゼン】結婚式の友人スピーチ文章の作成方法【例文あり】

こんにちは、モリゾーです。

今回は結婚式での友人スピーチの原稿作成を題材に記事を書こうと思います。

友人の結婚式でスピーチを任されるなんて、人生の中でめったに訪れないことだと思います。
「どんなことを話せばいいの」「なにかマナーとかあるの」と悩まれる方がほとんどだと思います。

私事ではありますが、近々大学時代の友人の結婚式がありスピーチをさせていただく機会があり、まさに悩んでる最中です。。。

本記事では実際にスピーチ原稿を作成すると同時に原稿作成のポイントを紹介しますので、似たような境遇の方がいらっしゃいましたら参考にしてみてください。

スピーチの基本構成

はじめにスピーチの構成は以下の通りです。

  1. 祝福の言葉
  2. 自己紹介
  3. 結婚する友人にまつわる自分とのエピソード
  4. 新郎新婦へのはなむけの言葉

各要素の具体例は以下に記述していきます。

友人代表スピーチの場合、適切なスピーチ時間は3~5分と言われているようです。
字数だと900~1500字になります。
話すスピードは個人差があると思いますので、スピーチ本番までしっかりと練習して自分の話すスピードの感覚をつかんでおきましょう。

祝福の言葉

まずは新郎新婦、両家の家族に「おめでとうございます」を伝えます。
おそらく新郎新婦は起立しているので、着席を促す言葉を添えます。
(新郎新婦の両親も起立しているなら、そちらにも対応します。)

【例文】

○○さん、●●さん、本日はご結婚おめでとうございます。
ご両家ならびにご親族の皆様にも心よりお喜び申し上げます。
どうぞお二人とも(皆様)お掛けください。

自己紹介

次に自己紹介をします。その際、新郎新婦との間柄を併せて紹介しましょう。
新郎新婦が主役ですので、自分が目立つことのないよう簡潔にすることを心がけましょう。

【例文】

ただいま司会の方よりご紹介いただきました、新郎友人のモリゾーと申します。
甚だ僭越ではございますが、一言ご挨拶させていただきたいと思います。
(原稿を見ながらの場合)手元を見ながらのスピーチと
普段通り「○○」と呼ばせていただくことをご了承ください。

結婚する友人にまつわる自分とのエピソード

友人代表スピーチの中で核となるのが、新郎新婦との自分のエピソードとなります。
友人の長所を混ぜ、友人を褒めたたえましょう。
話すことが多すぎて的が絞れず、内容を詰め込みすぎると長くなってしまうので的を絞って話すようにしましょう。

また、自分と友人としか知らないエピソードを話すとオリジナリティが出るので心がけましょう。目安は750~900字2分30秒~3分です。

【例文】

○○と出会ったのは大学の時で、バスケサークルがキッカケで仲良くなりました。
優しく、面白く、行動力がある○○の周りにはいつも友達が集まっていたと思います。
新しくサークルを立ち上げたり、飲み会の計画を率先してしてくれたり、こうして○○との付き合いを振り返ってみると、私は何から何までしてもらうばかりで、○○の人柄にずいぶんと甘えてしまったかと少し反省をしております。
お互いに就職をしてからは、○○は□□県で勤めることになり、私は△△県で勤めておりました。
そのため、頻繁に会うことは出来なくなりましたが、ゴールデンウィークとか年末年始になると、○○と久しぶりに会えると思いとても楽しみでした。
会った際はお互いの近状を報告し合ったり大学時代を振り返ったりと、他愛のない話をしていました。
2年ほど前に会った際に「彼女ができた」と報告してきたときは驚きましが、●●さんと実際に会い、○○の幸せそうな顔を見て「この人なら○○と幸せにやっていけるな」と感じました。

新郎新婦へのはなむけの言葉

スピーチの最後は新郎新婦へのはなむけの言葉を言います。また、スピーチを聞いてくれた他のゲストへのお礼の言葉も忘れずに言いましょう。ここまでの流れでトータル5分以内に終わらせるように調整してください。

【例文】

これから大変なことも、嬉しいこともたくさんあると思いますが、○○ならどんな時でも幸せな家庭を築いていけると確信しております。
お二人の幸せを心から祈っております。
簡単ではありますが、ご結婚のお祝いの言葉とさせていただきます。
本日は、誠におめでとうございます。
ご清聴ありがとうございました。

スピーチの注意点

スピーチの際に注意しなければならないポイントを紹介します。

忌み言葉、重ね言葉を避ける

【忌み言葉・重ね言葉】

  • 別れを連想させる言葉(例:別れる、切れる、離れる、冷える、割れる、帰る)
  • 不幸・不吉な言葉(例:去る、敗れる、四、九、最後、去年)
  • 繰り返す(再婚)重ね言葉(例:繰り返す、何度も、再び)

これらは縁起が悪いとされるため、結婚式などのお祝いの席では絶対に使ってはいけません
忌み言葉などは普段の会話でよく使う言葉も多いので、無意識に出てしまわぬようにご注意ください。

過去の恋愛話は避ける

結婚式の場で過去の恋愛話をするのは、絶対に避けてください。
たとえ新郎新婦に許可を取っていてもしてはならないものです。
新郎新婦のことでなくても、誰かが傷つく可能性のある内容は避けましょう。

砕けた内容や話し方にならない

結婚式のスピーチ=会社でのプレゼンくらいの気持ちでいてください。
結婚式には幅広い世代の方々が参列されているので、言葉遣いが砕けて「非常識なスピーカー」と思われないようにしましょう。
新郎新婦の親族、新郎新婦の会社の上司も参加していることを意識して、「親しき仲にも礼儀あり」を心がけてください。

自慢話はしない

結婚式の主役は新郎新婦です。
自分のことは自己紹介程度にして、スピーチのストーリーを組み立てましょう。

スピーチ本番の流れ

当日のスピーチの流れは式場のスタッフから当日に説明があると思いますが、事前に慌てないために一般的な流れを紹介します。

友人スピーチ前

  • 司会者が自分を紹介する ⇒ (同じ円卓のゲストに)着席したまま軽く一礼
  • 司会者の紹介が終わる ⇒ (ゲスト全員に)起立して一礼し、マイクの前に向かう
  • マイクの前で一礼
  • 新郎新婦に丁寧に一礼
  • (会場スタッフがマイク位置を調整)
  • スピーチ開始

友人スピーチ中

  • 「ご結婚おめでとうございます」 ⇒ 新郎新婦に一礼
  • ご両親への祝辞 ⇒ ご両親に一礼
  • 「ご清聴ありがとうございました」 ⇒ ゲスト全員に一礼

友人スピーチ後

  • ゲスト全員に深く一礼
  • 新郎新婦に改めて一礼
  • 着席前に(同じ円卓のゲストに)一礼

まとめ

以上、結婚式の友人スピーチの原稿作成のポイントと基本の流れとマナーでした。
少しでも友人スピーチについての理解が深まっていただければ幸いです。

最新情報をチェックしよう!